8月に入りましたね。
今年の大阪は7月末まで梅雨だったせいか、例年より梅雨明け後も涼しい気がするのは私だけでしょうか。
マラソン大会の中止が相次ぐ中、湘南国際マラソンが世界初のマイボトル持参の大会として来年2月に開催というニュースを見ました。
環境面への配慮から、全ランナーにマイボトルの持参を義務付け、500ヶ所の給水機、5000個の蛇口を設置してランナー自身で給水するというものみたいです。
記録を目指すランナーとしては、あまり出たいとは思わない大会ですかね(笑)
それでは本題に入りたいと思います。
目次
マラソンを走るにはどんな練習をすればいいの?
- フルマラソンを走るための練習方法を知りたい
- 最後まで歩かず(後半で失速することなく)に走ってみたい
上記のようなランナーのお悩みを解決していきます。
この記事でおすすめする本を読むと
自己ベストで走るための「練習、準備、走り方」が分かります。
「30キロ過ぎで一番速く走るマラソン」「非常識マラソンマネジメント」
一冊目は「30キロ過ぎで一番速く走るマラソン」(小出義雄)です。
高橋尚子選手や有森裕子選手などのオリンピックメダリストを多数輩出された小出監督の名著です。
この本を読むと、
- 継続したマラソン練習の方法
- マラソン本番に向けた調整方法
- マラソンで失敗しづらい走り方(後半型の走り)
上記の3点がマラソン未経験者~記録志向のランナーにまで幅広く、分かりやすく解説されています。
また小出監督の指導した有名ランナーの練習方法が分かったり、小出道場という市民ランナーから練習生を募集し、小出監督が直々に各市民ランナーの目標に沿った練習メニューを組み立て、目標としているマラソン大会まで指導するシリーズは、故障時の心構えやランナーあるあるが書かれていて、参考になることや共感することがたくさんあり、とても読みごたえがあります。
2冊目は「非常識マラソンマネジメント」(岩本能史)です。
この本を読むと、
- マラソン大会前日~当日スタートするまでの過ごし方や食事内容や食事する時間
- レース中の補給の大切さ
上記2点のような、マラソン本番で100%の力を発揮するための方法が分かります。
何か月も前から積み上げてきた練習の成果を無駄にすることなく発揮するためにすべきことがこの1冊に網羅されています。
調整の仕方には人それぞれ合う合わないがあるかと思いますが、岩本能史さんご自身がウルトラマラソンを主戦場に活躍されているランナーであり、club MY STARというランニングクラブの代表でもあります。
今までの常識とされてきた方法を疑い、新しいことを試し、実際に選手、指導者の両方の視点から結果で示した経験を書かれている内容なのでとても説得力があります。
まとめ
今回紹介した2冊の本は個人の走力を問わず、全てのランナーに参考になる内容となっています。
記録向上を目指して頑張るランナー、マラソンに挑戦してみたいという方へのバイブルになるのではないでしょうか。